朝日新聞社はグループ全体で、「認知症フレンドリープロジェクト」を展開しています。超高齢化が進むなか、たとえ認知症になったとしても本人の尊厳が守られ、住み慣れた街でいままで通り安心して暮らしていける社会づくりを進める活動です。「認知症フレンドリー講座」はその一環で、2019年4月にスタートしました。認知症のご本人のリアルな声を聞いていただき、認知症VR(バーチャルリアリティ)体験などをすることによって、ご本人の視点で認知症のことを理解してもらいます。認知症の人の思いを知り、認知症の人とともに生きる社会を考えるきっかけを提供します。
大切にしていることは「本人の思い」に寄り添うことです。
本プロジェクトは国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)の理念「誰も置き去りにしない」に沿い、SDGsのゴール3(すべての人に健康と福祉を)、4(質の高い教育をみんなに)、11(住み続けられるまちづくりを)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)にかなう活動となっています。
認知症のご本人へのインタビューや、認知症VR(バーチャルリアリティー)のテクノロジーなどを使って、その思いや考えを知り、本人が見えている世界を疑似体験できるコンテンツを朝日新聞社が独自に開発しました。講座プログラムは認知症にくわしくない人でも、「自分事」として実感してもらえる工夫を随所に仕掛けました。認知症の人とともに生きる「共生社会」とは何かを一緒に考えてみませんか。
講座は、一方的に聴講するものではなく、「体験型」の内容です。ご本人インタビューの視聴や、認知症VR体験はその重要なパートになります。講義全体を通して認知症について新たな認識や理解を深めていただけます。また、新聞社の豊富な取材素材を生かし、わかりやすい公式テキストや新聞記事などの資料をご用意していますので、講座後にも振り返っていただけます。
団体受講が前提で、シニアを顧客の中心とする企業の従業員研修や顧客向け講座、自治体などが主催する地域住民向けの啓発講座や各種イベント、介護・医療施設関連の職員研修、介護福祉士や看護師を養成する教育機関の授業などとしてご活用いただいております。講師付きのフルパッケージ講座に加え、朝日新聞認知症VRコンテンツとミニ講座を組み合わせた「朝日新聞認知症VR体験会」も実施しています。
認知症とともに生きる人に思いを寄せ、寄り添い、ともに暮らす「認知症フレンドリー社会」について考える時間を共有いただけたら幸いです。
オンライン配信(ライブ・オンデマンド)による受講も可能→詳細はこちら
VR体験は、OculusGoやSkyworthなど最新のスタンドアローン型ヘッドセットを使用します。スピーカー内蔵でヘッドフォン不要。
本人インタビューや専門医の解説の視聴、認知症VR体験などを活用して講座をわかりやすく進めていきます。講座時間は90分〜120分。ご希望に応じて設定します。長時間でもあきない工夫を随所に仕掛け、知識の習得と体験の時間をバランスよく配置して効果的に進めます。以下は90分間を想定した一例です。主催者様のご要望に応じてディスカッションの時間を採り入れるなど、ある程度のカスタマイズが可能です。
空間を把握する認識能力などが低下し、段差が下りづらい感覚を視認できます。認知機能の低下した人が階段などの段差でちゅうちょする理由の一端が理解できます。
主にレビー小体型認知症に特徴的に現れるとされる幻視を再現しています。比較的多いとされる子どもの幻が見える状況を実感できます。
認知機能が低下した人の運転状況を再現しています。距離感がつかみづらくなることで、交差点など運転操作にとまどい車に衝突しそうになります。認知機能が低下した高齢者にも起こることがある高齢者てんかんによって、一瞬意識を失う状況も体感できます。
オンライン配信でも受講いただけます。オンライン配信では、認知症のご本人へのインタビュー動画や専門医による解説、認知症の親がいる家族の日々を描くミニムービーなどを交えながら、講師がオンラインで講義を進めていきます。
【ライブ配信】
企業や自治体、学校などの団体が対象のライブ配信は「YouTubeライブ」で視聴いただけます。講師がご指定の時間に遠隔地からオンラインで配信します。講座時間は90分が標準ですが、ご希望があれば時間や内容は相談に応じられます。また、 チャットでの質疑応答も可能です。
【オンデマンド配信】
録画した講座をいつでも視聴できるオンデマンド配信にも対応しています。団体での受講だけでなく、個人での視聴も可能です。
認知症になると、どんな症状が出て、どんなことに困るのかなどを語っています。日常生活で遭遇する困難が具体的に述べられています。情感がこもった本人の思いがまっすぐ伝わってきます。
周囲にどう接してほしいのか。家族とはどうあってほしいのか。そして、どんな社会であってほしいのかをご自身のエピソードを交えながら話します。本人にしか語れないヒントがたくさん伝わります。
音楽活動が生きがいだという松浦さん。認知症になると、さまざまな症状が現れます。幻視や錯視はレビー小体型認知症の初期に現れやすい症状の一つです。理解されくにくい症状を本人の思いとともに率直に語ってもらいます。
藤田さんが代表を務める日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)は、認知症になってからも希望と尊厳をもって暮らし続ける社会を創り出す活動を続け、2018年11月に「認知症とともに生きる希望宣言」を発表しました。認知症になった本人としての思いや、母として、元看護師として、家族や周囲とどのような関係を築いているのかを語ってもらいます。
認知症治療の第一人者が、そもそも認知症はどんな病気なのかをテーマ毎にくわしく解説します。本講座全体の監修を担っています。VR動画の中ではナビゲーターも務めています。
「おやこで認知症サポーター養成講座」を行いました(伊勢原市)
7月23日開催「おやこで認知症サポーター養成講座」参加者募集中!(伊勢原市)
認知症体験講座「VRで体験~認知症フレンドリー講座」を提供開始(インソース)
早稲田大学Life Redesign College–6月開催LRC主催課外活動(早稲田大学LRC)
リバイバルダンス、体も脳も活性 シニアも楽しく無理なく TRF考案
認知症など高齢期の課題に備えるダンスDVDが発売!
リバイバルダンスDVDついに発売!制作発表会にSAM、ETSU、CHIHARU、DJ KOOが登壇
「体験型 認知症講座」開催報告 (社会福祉法人悠遊)
<事業名> 新温泉町 認知症フレンドリー講座 認知症 VR 体験会(新温泉町)
介護福祉科 1年生 認知症フレンドリー講座 (栃木県立真岡北陵高校)
認知症フレンドリー講座を行いました(伊勢原市)
「地域包括ケアシステム」の深化・推進に向けて2022 (28P)(徳島県)
認知症に関するNTTの取り組みについて(NTTニュースリリース)
あのTRFが考案、認知症に備えるためのダンスプログラム(日経BP Beyond Health)
TRFが昭和歌謡でダンス 高齢者と息を切らす【動画あり】(なかまぁる)
認知症フレンドリー講座を行いました(伊勢原市)
TRFと「リバイバルダンス」 横浜で認知症予防講座
シニア向け運動プログラム「リバイバルダンス」のワークショップを 市民公開講座でTRFのSAM、ETSU、CHIHARUが初披露!
「リバイバルダンス」を考案したTRFが啓発イベントに生出演
TBS系番組「健康カプセル!ゲンキの時間」で「朝日新聞認知症VR」が取り上げられました
認知症フレンドリー新聞社を目指して(日本認知症国際交流プラットフォーム)
「認知症フレンドリー市民上映会」がスタート!
ともに考える場、広がれ 認知症フレンドリー市民上映会
認知症の人の視点に立って考えたことはありますか?〜「認知症フレンドリー」でSDGsの実現へ~
認知症フレンドリー講座~VR認知症体験~(流山市)
地域での生活、支えるために 認知症フレンドリー講座
【大阪大学】オンラインで認知症VR、リバイバルダンスを開催(大阪)
認知症サポーターステップアップ講座(清瀬市)
宇和島市 認知症啓発推進事業「認知症講座VR体験あり」
認知症フレンドリー講座(のぞみの丘ホスピタル)
企業や団体が連携、介護予防目指す 千葉県成田市が教室(千葉)
認知症の理解深めて 鳴門で本社員が講師(徳島)
講習会「認知症 共生と予防」を見学して(いきいきシニアライフ)
認知症フレンドリー講座 オンラインでライブ配信を開始
寄り添うヒント、オンラインでも ライブと録画、「自分事」として理解
認知症の視点をVRで疑似体験 藤沢で催し(神奈川)
藤沢市で「認知症VR体験会」「リバイバルダンス体験会」を開催
【連載】認知症とともに生きる(2)認知症の人が「地域の力」を引き出す
阪大留学生認知症に備えるダンスに挑戦-来るべき超高齢化時代にそなえて-(ウェブマガジン「留学交換」2020年5月号)
【連載】認知症とともに生きる(1)「認知症フレンドリー」な社会を目指して
SDGs 私たちの取り組み(認知症フレンドリープロジェクト)
那須塩原市市民公開講座「認知症フレンドリー講座」について(那須塩原市)
【認知症フレンドリー講座】TRFのメンバーが「認知症」を学ぶ
シニアの暮らし支える 「リバイバルダンス」留学生も(大阪)
湘南アイパーク、民間企業の共創による3つの認知症ビジネスモデルを発表
認知症 VRで疑似体験 リバイバルダンスにも挑戦(大阪)
認知症の人の視覚、VRで体験 足元の感覚「驚いた」(神奈川)
シニア生き生き、リバイバルダンス TRFの3人が考案、専門医ら監修
エイベックスと朝日新聞社が認知症に備えるための共同プロジェクト「リバイバル ライフ」 にSAM、ETSU、CHIHARUが参加致します!!:TRF Official Website
エイベックスと朝日新聞社が認知症に備えるための共同プロジェクト「リバイバル ライフ」 にSAM、ETSU、CHIHARUが参加致します!!:avex portal
エイベックスと朝日新聞社が認知症に備えるための共同プロジェクト「リバイバル ライフ」を始動
本人目線で、ともに考えよう 認知症フレンドリープロジェクト
認知症の人の視覚、VR体験 階段はおそるおそる……(岐阜)
「自分ごと」として、寄り添う 認知症フレンドリー講座
認知症患者の視界をVRで 菊鹿中で介護体験(熊本)
「認知症フレンドリー講座」スタート!
視界ぼやけ「めっちゃこわい」高校生が認知症をVR体験(兵庫)
一緒につくる、豊かに生きる 認知症フレンドリープロジェクト
当事者主体の実践重ね 認知症フレンドリープロジェクト 朝日新聞創刊140周年記念事業
「認知症だから」を乗り越えて 当事者が語るイベント
・スクリーン(壁などに映せる場合は不要)とプロジェクターまたはモニター、電源
・スピーカー(小型であれば弊社からの持ち込み可能です)
・講師用のマイク(会場規模によっては必要ありません)
・受講者の机とイス(机にはヘッドセットや公式テキスト等を置かせていただきます)
メニュー(認知症VR体験用ヘッドセット台数別価格表) | ご提供価格 | 派遣講師数 |
---|---|---|
1~30台ご用意プラン | ¥198,000 | 1人 |
31~40台ご用意プラン | ¥225,500 | 1人 |
41~50台ご用意プラン | ¥253,000 | 2人(1人) |
51~60台ご用意プラン | ¥280,500 | 2人(1人) |
61~70台ご用意プラン | ¥308,000 | 3人(2人) |
・上記メニューには、講義プログラム提供(正味90分~120分)、認知症VR体験用機材利用料、VRプログラム利用料、公式テキスト、VRマスク、機材配送費(往復)を含みます。
・上記のVRヘッドセット台数別メニューは講座1回あたりの価格です。1日に2回の講座を実施する場合は2回分の料金が必要です。
・71台以上ご用意が必要な場合はご相談ください。別途、見積もらせていただきます。
・派遣講師の航空機、新幹線、特急を利用するなど長距離交通費については別途実費請求させていただきます。
・派遣講師数のカッコは補助講師の人数です。VR体験の運用のため、ヘッドセット台数によって講師数が変わります。
・講師、補助講師の宿泊がともなう場合は別途実費請求させていただきます。
・土日祝祭日の開催、早朝・夜間帯でも別途費用は発生しません。
・年間で複数回実施を確定いただける場合は、提供価格についてご相談に応じます。
・「認知症フレンドリー市民上映会」とセットでお申し込みの場合は上記のご提供価格の本体価格から5%割引きます。
・本講座は13歳以上が対象です。
・ご提供価格は予告なく変更する場合があります。
各種のイベントなどで「認知症VR体験会」を実施します。認知症VR体験用のヘッドセット10台とともにファシリテーター1人を派遣します。体験会は1回あたり約50分。1日あたり最大6回まで開催できます。1回あたりの参加人数は最大10人です。合間に10分間の準備時間をいただきます。録画した本人インタビュー(2人分)の視聴と、認知症VR体験(3本)など、ファシリテーターからの案内や進行があります。
朝日新聞認知症VR体験会メニュー | ご提供価格 |
---|---|
1日開催(稼働7時間見当で、最大6回まで) | ¥187,000 |
半日開催(稼働3.5時間見当で、最大3回まで) | ¥99,000 |
【補足】
・上記メニューには、認知症VR体験用機材利用料、VRプログラム利用料、公式テキスト、VRマスク、機材配送費(往復)を含みます。
・VRヘッドセットの追加は1台2,750円で承っております。20台まで追加可能で最大30台までになります。
・30台を超える場合は、ファシリテーター1人の追加費用がかかります。
・ファシリテーターの航空機、新幹線、特急を利用するなど長距離交通費については別途実費請求させていただきます。
・ファシリテーターの宿泊がともなう場合は別途実費請求させていただきます。
・土日祝祭日の開催、早朝・夜間帯でも別途費用は発生しません。
・VR体験会は同一会場での開催に限らせていただきます。
・年間で複数回実施を確定いただける場合は、提供価格についてご相談に応じます。
・「認知症フレンドリー市民上映会」とセットでお申し込みの場合は上記のご提供価格の本体価格から5%割引きます。
・本講座は13歳以上が対象です。
・ご提供価格は予告なく変更する場合があります。
メニュー | ご提供価格 | |
---|---|---|
ライブ配信 ※受講人数30人まで | ¥198,000 | 31人以上は 1人当たり ¥1,650円加算 |
【補足】
・企業や自治体、学校などが主催者となる団体受講が対象です。
・講師がご指定の時間に遠隔地からオンラインで配信します。
・メニューには受講人数分の公式テキストが含まれます。
・VR体験は受講者がお持ちのスマートフォンからご体験いただくことが可能です。
・VR体験をより臨場感があるものにするためにスマートフォンを差し込む紙製ゴーグル(2眼レンズ)のご用意があります。
・紙製ゴーグルは1個あたり550円+送料が必要です。
・録画、録音、撮影は固くお断りしております。
・オンラインの場合、「認知症フレンドリー市民上映会」とのセット割引はございません。
・ご提供価格は予告なく変更する場合があります。
メニュー | ご提供価格 |
---|---|
オンデマンド配信(団体) | ¥33,000(動画配信システム開設費用) + ¥1,100 × 人数分 |
【補足】
・朝日新聞社の動画配信システムにログインしていただくための専用のウェブページを開設します。
・ログインには、名前、メールアドレス、パスワードの設定が必要です。
・申し込み確定後、3日間(72時間)の視聴が可能です。
・ログインが確認できたユーザーの数に応じて、ご請求をさせていただきます。
・録画、録音、撮影は固くお断りしております。
・オンラインの場合、「認知症フレンドリー市民上映会」とのセット割引はございません。
・ご提供価格は予告なく変更する場合があります。
「体験は人を変える力がある」と話した受講者がいました。講座で知識を深めたうえで、本人インタビューを視聴したり、認知症VRで疑似体験したりすると、これまでにない効果が生まれます。受講された方々の生の声をご紹介します(一部抜粋)。
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